ポイントで実りのある生活を

出来るだけお得に暮らしたい30代の生活日記

UQ mobile「データ無制限プラン」の500kbps制限の世界を体験

こんにちは、皆さんは格安SIMとか使っていますか?私も格安SIMを使ってまして、先月までUQ mobileの「データ高速プラン」という格安プランを使っていましたが、今回別のデータ無制限プランに変えましたので、速度など体感でどんな感じか紹介させていただきます。

先に結論を申しますと、予想以上に使えるプランだったので、先月までの私と同じような状況の方にはオススメできるものだと思います。

www.uqwimax.jp

 

プラン変更しようと思った経緯

元々使っていたUQ mobileの「データ高速プラン」ですが、3GBのデータ通信が出来て、データ通信だけなら月額980円、そこに音声機能をつけても月額1680円という格安のプランです。3GBを超えてしまうと200kbpsに速度制限がかかってしまいますが、大手MNOの速度制限が128kbpsが多いことを考えると、速度制限がかかってもメール確認程度なら何とか使えるので重宝していました。

この3GBのプランでも十分満足していたのですが、自分のユースケース的に、月平均で考えると3GBを若干超える事が多く、残容量を気にしなくても使えるような、もうちょっと不自由のないプランに変更することを考えていました。候補に挙げたのが同じUQ mobileが提供している「データ無制限プラン」です。この「データ無制限プラン」の特徴ですが、常時500kbpsに制限されるものの、データ通信上限がなく、通信できるものです。料金は少し上がってデータ通信で1980円、音声をつけると2680円と、データ高速プランに比べて1000円ほど高くなっています。少し高くなる点はありますが、残データ容量を一切気にしないで使える事は大きなメリットだと感じてましたので、前々から気になってたプランでした。

とりあえず常時500kbps制限の世界がどんなものかわからなかったのですが、UQ mobileの「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」は1ヶ月単位で切り替える事ができるので、とりあえず来月(11月)に試しに使ってみて、遅くて使い物にならなければ「データ高速プラン」に戻せばいいかーと試しに使ってみることにしました。

 

スピードチェッカーで速度を測った結果

10月の後半にプラン変更の申し込みを済ませていたので、11/1にはプラン変更されてました。データ無制限プランに切り替わったらダウンロード速度を測るアプリを使ってどのくらいのスピードが出るかチェックしたかったので、ワクワクしつつ1回目の速度測定をしました。

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何回か測定しましたがダウンロード側の速度は700kbpsくらいが多かったです。アップロード側は600kbps。平均値が公称値500kbpsを超えるのは意外でしたが、厳密に500kbps制限にしてるというわけでは無さそうです。

 

日常の使用感

次に実際の使用感についてです。私の日常のスマホのWebブラウジングでは、朝に6つ程のゲームアプリ(パズドラ、モンストなど色々)にログインしログインボーナスをもらったり、各ポイントサイトにアクセスしてデイリーミッションをクリア(笑)する事が日課になっています。

これらの作業をデータ無制限SIMでやってみましたが、若干もたついたりページのロードに引っかかったりしたている感じはありましたが、ちょっと遅いなー程度でそこまで耐えられない感じではありませんでした。そりゃサクサク読み込みが完了できて早いと思う事はありませんでしたが、順調にページロードが進みますし、今までの制限時の200kbpsとは天と地との差があります。そのほか日中にも色々なアプリを試用してみましたが、Gmailアプリや各種SNSアプリも問題なく使える感じでした。

Youtubeなどネット動画をみまくるなどのユースケース以外では問題なく使えると判断しました。私の日常のユースケースでは外出先でネット動画をみることはないので、単純に月額2680円でデータ容量制限がなくストレスフリーでネットサーフィンできるプランだと判断しました結論づける事ができました。

 

結論

UQ mobileの「データ無制限プラン」はWebサーフィン、Gmailアプリ、各種SNSアプリを使う事がメインの方にはオススメできるプランだと思います。実測値で700kbpsほどですが容量制限を気にしなくても使える事は大きなメリットだと思います。今使ってる月額プランが3000円以上で、指定データ容量では足りない感じの方には適合するプランだと思いますので、本記事で紹介した「データ無制限プラン」を選択肢に挙げてみてはいかがでしょうか。

月々の固定費の支払いを見直して苦労せずに節約&ポイント獲得

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はじめに 

こんにちは。みなさんは毎月いくらの固定費を支払っているでしょうか?毎月あまり気にせず支払ってる固定費ですが、支払い方法を見直すだけで簡単に節約できる事もあるのです。私も最近いくつかの固定費を見直しをしましたが、何も考えないで支払ってた時期と比べて年間で数万円ほど節約できるようになりました。今回は固定費の支払いを無理なく見直す手順について紹介してみようと思います。 

 

固定費の種類

まず固定費の言葉の定義ですが、固定費というのは電気代、ガス代、通信費など生活する上で必ず支払いが発生する出費のことを言います。代表的な固定費は以下のようなものになります。

  • 電気代
  • ガス代
  • 水道代
  • 電話代(携帯電話、固定電話)
  • インターネット接続料
  • NHK視聴料
  • 保険代(生命、火災、地震
  • 税金(固定資産税、自動車税

この固定費ですが支払い方法を変えるだけで出費を抑えたり、ポイントを付与させたりすることができます。節約ではなく支払いの見直しという事がポイントで、電気代や水道代の節約というと、風呂の残り水で洗濯したり、コンセントプラグをこまめに抜くなど、色々工夫したりする必要があったりして、それなりの苦労が必要になってしまいますが、支払い方法を変えるだけなら、ネットや電話で申し込みするだけなので、苦労しなくとも楽に達成できます。

 

支払い方法の選考について

支払いの最適化ロジックについては以下の順番で考えましょう。

①供給会社の選定

②まとめ払いの選定(1ヶ月ごと?半年ごと?1年ごと?)

③支払い方法の選定(口座引き落とし?クレジットカード払い?振込用紙?)

 

供給会社の選定

まず①についてですが、今支払っている提携会社から別の会社に乗り換える事で支払い額を抑えられるかを検討します。例えば「電気代」については東京電力と契約している方が多いと思いますが、これをENEOSでんき」「エルピオでんき」といった新興電力会社に変えるといった事です。携帯電話代についてはドコモ、auソフトバンクなどMNOではなく、UQモバイルLINEモバイルといったようなMVNO系の会社に変えるといった事ですね。①の供給会社の選定については後述の②③よりも大幅に節約できる場合が多いので最優先で考える事が重要です。ちなみに私は電気会社を大幅に節約できる「エルピオでんき」と契約しています。(2017年10月時点で契約)

 

まとめ払いの選定

次に②ですが、1ヶ月や半年単位で払うよりも1年間まとめて払う事で支払い額を減らせないかという事になります。具体的な例ではNHK視聴料などがそれに当たります。NHKは2ヶ月、半年まとめ、1年まとめの3パターンで支払う事ができますが、1年まとめで払うが最もお得に支払う事ができます。些細な節約額ですが支払わなくなる事はないので、一番お得な支払い期間にしましょう。NHK視聴料の他にも保険料なども、まとめ支払いでお得になる事もあります。

 

支払い方法の選定

最後に③ですが、それぞれの供給会社への支払い方法を、銀行口座振替、クレジットカード支払い、振込用紙送付というパターンから選べる場合があります。まず其々の支払い方法で差がつく場合は、最も安く支払える方法を選択します。それぞれの支払い額で差額がない場合はクレジットカード支払いができないか?それができないなら振込用紙送付ができないかを検討します。

まずクレジットカードで支払いできる場合、クレジットカード支払い分のポイントが付くのでお得になります。今まで口座振替で毎月1万円取られていたものを還元率1%のクレジットカード支払いに変えるだけで年間1200円のポイントが付くようになります。クレジットカードで支払いする場合はできるだけ還元率の高いカードを使った方がお得になりますので以前のエントリーを参照して高還元率カードを選びましょう。

liquor-chan.hatenablog.com

クレジットカード支払いできない場合は振込用紙送付ができないかを検討します。割と有名な支払い方法ですが、振込用紙はセブンイレブンnanaco支払いできるからです。水道料金など光熱費はもちろん、固定資産税や自動車税金もnanacoセブンイレブンで支払う事ができます。nanacoで支払うと何が良いかというと、nanaco支払い時にはポイントはつかないのですが、nanacoをチャージする時にポイントが付くクレジットカードもあるため、nanacoチャージで発生したポイント分が得になります。nanacoでの支払い方法の注意点は割愛しますが、直接クレジットカードで支払う②に比べて還元率が低く、ポイントの付くカードはかなり限定されるため、②が可能ならば敢えてnanaco支払いを選択しなくても良いと思います。nanacoカードでポイントが付くカードは以下の4つが有力とされています。

  • リクルートカード(還元率1.2%、VISA,JCB,Master)
  • Yahoo Japan カード(還元率0.5%、VISA,JCB,Master)
  • セブンカード・プラス(還元率0.5%)
  • ファミマTカード(還元率0.5%)

リクルートカードが頭一つ飛び抜けた還元率になってます。とりあえず税金支払い対策としてどれか1枚くらいは持っておいた方がいいでしょう。これらクレジットカードを作る場合もポイントサイトを経由する事でポイント獲得する事ができますので、カード作成する場合は以下のポイントサイトから案件がないか確認してみるといいと思います。

モッピー!お金がたまるポイントサイト サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

 

おわりに

以上が月々の固定費の見直しの正攻法手順になります。色々なブログなどで「xxで支払った方が得だ」など情報が散見すると思いますが、まずは月々の料金を下げやすいものから適用させるために上で挙げた①②③の順序で考える事が基本だと思います。半日もかければ見直しはできるので、まだ固定費削減について考えた事がない方は休日の少しの時間を使って固定費の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

ANA JCBプリペイドのQUICPayキャンペーンで10%還元

こんにちは、今回はとてもお得なJCBキャンペーンを知りましたので紹介したいと思います。

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「ANA JCBプリペイドカード」でGoogle Payを使って全員にもれなく10%キャッシュバック

 

キャンペーン期間
2018年10月9日(火) 〜 2018年11月15日(木)

 

GooglePayがQUICPayに対応したため、JCBプリペイドカードでもQUICPayが使える様になったので、そのキャンペーンとしてキャンペーン期間中にQUICPayで支払った総額の10%をプリペイド残金としてキャッシュバックするものです。(キャッシュバック上限5000円まで)

10%ですよ10%。全ての支払いではなくQUICPay支払い分だけですが、10%も還元してくれるキャンペーンなんて滅多に無いので参加すべきです。私もこのキャンペーンを知ってからは、日常の買い物は可能な限りQUICPayで支払いする様にしてます。

 

注意点ですが、このキャンペーンに参加するにはキャンペーンに応募する必要があります。JCB系のカードは通常MyJCBのページからキャンペーン参加できるのですが、JCBプリペイドカードにはMyJCBアカウントが発行されません。そのため以下のリンクにアクセスして、カード番号を入力することでキャンペーンに参加できるようになります。
https://www.jcb.co.jp/iss-pc/open/campaign/campaignInput.html?eventCode=222883

 

キャンペーン期間は11/15までなので、残り半月ほどになってしまいましたが、ANA JCBプリペイドカードを持ってる人は今からでもキャンペーン参加してみてはいかがでしょうか。

格安スマートウォッチ(itDEAL)を買って色々遊んでみました

こんにちは。皆さんはスマートウォッチを使っていますか?最近我が家で格安なスマートウォッチを購入しまして、(嫁さんが)暫く使っていたのですが、値段の割に結構良さげだったので紹介させていただきます。

 

購入の発端ですが、前述の嫁さんが

「最近血圧が高くて心配なんだけど」

「このスマートウォッチなら安くて、時計機能以外に血圧とか色々測れるみたいだから試してみたいわ」

と紹介を受けたためです。紹介を受けた商品は以下リンクのitDEALです。

AppleWatchやSamsungのスマートウォッチなど、一般的に有名なモノだと数万円以上するのが普通なのですが、このitDEALは4000円程度と格安です。私も以前SonyのSmartWatch3を使っていましたが、それでも2万円程しました。そんな中の4000円デバイスです。最近はスマートウォッチも安くなったんだなーと感心させられました。

 

このitDEAL、自分が購入するタイミングでは、2018年最新版と、そうでない旧式の2種類がありました。もちろん旧式の方が安かったのですが、この2つの違いは何かと調べたのですが、旧式は2色の白黒ディスプレイで、最新版はカラーの複数色という違いでした。価格もそれほど変わらないので今から買うなら最新版がおすすめです。

(現時点で再度検索してみましたが、旧式がヒットすることは無く、現時点ではほぼ2018年最新版が流通している様です。)

 

私はAmazonで購入したのですが注文から2日後に来ました。梱包はこんな感じです。

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お菓子の厚紙くらいの外箱の中に、これまたお菓子でよく使われているビニールのトレイに固定されている様な非常に簡易的な梱包です。梱包は簡易的でしたが、ディスプレイの保護シールが添付されていました。安いデバイスなので汚れを気にする人も少ないかもしれませんが、純正のディスプレイ保護シールが付いてるのは良いいですね。

 

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電源を付けてディスプレイに表示させて見るとこんな感じで、ストップウォッチ機能なども使えます。

 

元々の目的の血圧測定などですが、ウォッチバンドの内側に生体センサーが付いていて、常時生脈などを測っていて、その情報をペアリングさせたスマホに送信して測定している様です。なのでスマホには専用アプリをインストールする必要があります。実際のアプリ画面を表示しますが、こんな感じで消費カロリーや、睡眠品質測定、血圧測定など、色々な測定が出来る様になっています。

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値段が4000円と格安だったので甘くみてましたが、結構色々なことが測定できて単純な血圧計を買うよりも良い買い物が出来たかな?と思いました。嫁さんにも気に入ってもらえた様で、今でも継続して使い続けてます。

 

スマートウォッチを購入してみたいんだけどAppleWatchとか高いから先ずは安いもので試してみたい、という方にも勿論オススメですが、健康に気をつけたいから血圧など健康情報を色々測定できるモノを探しているという方にもオススメできるデバイスだと思います。

kyashカードでのQUICPay(GooglePay)利用開始手順について

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祝GooglePayのQUICPay対応

2018/10/9(火)よりGoogle PayでQUICPayが使えるようになりました。それに関連してGooglePayで利用可能なkyashでも間接的にQUICPayに対応する事になりました。

kyashは以前このブログでも取り上げさせて頂きましたが、最低でも2%の還元率を上乗せさせられる高還元率プリペイドカードサービスです。

liquor-chan.hatenablog.com私も1.5%還元のクレジットカードと組み合わせて使っているので、3.5%の還元率で使えています。このkyashカードがQUICPayに対応となれば、利用シーンが増え、益々ポイントを貯めやすくなるはずです。私はモバイルSuicaチャージでもkyashの還元率を受けれるので、日常の決済はSuica決済に統一しているため、当面QUICPayを利用する事は無いと思いますが、モバイルSuicaチャージでポイントが付かなくなった時の決済手段として検討しています。
前置きは長くなりましたが、QUICPay対応のニュースはAndroid端末持ちのkyashユーザにとってはインパクトのあるニュースでした。私もその一員なのですが、未だQUICPayを有効化していなかったので、今更ながらQUICPay設定方法について取り上げさせて頂きます。

 

カードのGooglePay登録

まずQUICPayの利用条件ですが、リアルカードを持っている必要はなく、バーチャルカードでもQUICPayを利用可能です。なので未だkyashを使ってなかったユーザでも①アプリダウンロード、②ユーザ登録してバーチャルカード発行、③バーチャルカードでGooglePayに登録してQUICPay利用開始手順を実行、と3つの手順を踏む事で即時kyashのQUICPayを利用する事が出来ます。私は既にリアルカードを発行済みのため確認できませんが、新規ユーザの方が居たら①②③の手順を踏んで、どのくらいの時間でQUICPayが利用可能になったかコメントなど頂けると嬉しいです。

 

GooglePayに登録しているKyashをQUICPay対応化させる

以降では「GooglePayにkyashカードは登録しているけど、QUICPayには未登録」という状態の人向けに「QUICPayを有効化する手順」を紹介したいと思います。

 

まずはじめにGooglePayアプリを開きます。

 

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アプリが開いたら支払い方法をクリックして、登録してあるkyashカードを選びます。

 

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kyashカードの詳細が開きますので、QUICPay未登録の場合は「非接触型決済用に設定する」というボタンがあるので、そこをクリックします。

 

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カード会社に問い合わせが始まり、カード裏面に記載されたセキュリティコードの入力などが促され、その後にQUICPayが有効化された旨の画面が表示されます。この画面表示後に「QUICPay開始」のメール通知も来ます。

 

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QUICPayが有効化されると、kyashカードの備考に「QUICPayのメインカード」と記載される様になります。この状態でQUICPay待ち受けしている支払い端末に近づけると、メインカードに設定してあるkyashカードで支払いするようになります。もしkyash以外のQUICPayカードで支払いたくなった場合は、別のカードを「QUICPayのメインカード」に設定すればOKです。

 

以上でkyashのQUICPayの設定は完了です。

コンビニやファミレスなどの日常決済で表向きはQUICPayでスマートに決済を済ませて、裏ではガッチリポイント還元を受けれる様に、Android端末に仕込んでおきましょう。

Netwalker(PC-Z1)のバッテリーを復活させる(バッテリーセル交換)

こんにちは。今回は趣向を変えまして、モバイルガジェットのバッテリー復旧手順について紹介したいと思います。


今回復旧させるガジェットは

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SHARPNetwalker(PC-Z1)になります。

http://www.sharp.co.jp/netwalker/

 

Netwalkerを知らない方も多いと思いますので、振り返りや歴史などを紹介したいと思います。
このデバイスは2009年の9月に発売された端末で、当時はAtomベースのネットブック全盛期でして、iPhone 3GSも発売開始して間もなく、見慣れぬARM CPU搭載機として一部のGeekなユーザから熱いエールを受けたデバイスでした。販売元がZaurusを開発したSHARPということもあり、正統後継機ということでZaurusユーザの期待値も高かったことを覚えています。私も正式発売日前の先行販売の時に買ったクチでした。
買った当初は「小さくてカッコイイー」とか「ARMのバッテリーの持ち具合スゲー」とか絶賛したりして、外出する時には必ずバックに入れていたお気に入りのデバイスでした。
そして現在2018年、バッテリーも完全にヘタリきっていて、AC電源を接続しないと起動すらできない状態になってます。(一応ACがあれば起動はする状態)

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SHARPのサポートとしては

「2000円(だったかその位の値段)でバッテリーをリフレッシュするよ」

という、バッテリーセルの交換にしては格安な良サポートもあったのですが、既に発売から10年近く経過している状態ではサポートも打ち切られている状態で、Amazon等で交換用バッテリーを探すも在庫切れで入手不可能という状態。

この様な状態でなんとかバッテリーを復旧させようというのが今回のバッテリー復旧の趣旨になります。正直スペックもかなり低いし、復旧させても日常で使うことはおそらくないと思いますが。。


注意事項
今更の注意文になりますが、今回はPCガジェット内のリチウムイオンの生セルを組み替え直す、という危険な作業になります。リチウムイオンセルは扱いが非常に難しく、ちょっとしたミスでも火花などが出たりします。このブログの内容を真似して、何らか不利益を被っても責任は取れませんので、真似する場合は自己責任でお願いします。


とりあえず分解

該当デバイスは非常に分解しやすい設計になっていて、裏側のディスプレイのヒンジ付近の4つのネジを外すだけで、前面のコントロール部分のパネル(マウスや電源ボタン)を外す事が出来、バッテリーにアクセスする事が出来ます。外したバッテリーが下の画像になります。

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スペックを見ると1620mAh/7.4Vと書かれてます。
熱収縮チューブで巻いてあるので、カッターで切るとバッテリーの構成が見えてきました。長さ50mmの18500型(3.7V)のリチウムイオンセルを2個直列に繋いで、リチウム制御基板でコントロールしている感じです。

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この18500型のバッテリーの新品を購入して組み替えれば復旧できそうです。ネットで調べるとこの赤いバッテリーセルは三洋製のUR18500(保護回路なし)である事がわかりました。

しかしこのバッテリーセルもなかなか売って無かったのです。製品販売ページと思われるページはヒットするものの、英語の企業向けページばかりで、個人向けに2個だけ買えるのかわかりません。仕方ないので代わりに同規格のバッテリーセルをを見つけましたのでそちらを使いました。

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商品ページ

一個233円と格安です。送料を含めても730円程度。スペックも大体一緒だし、何より格安なのでこれを利用することにします。注文してから大体1週間くらいで届きました。早速直列につないで制御基盤を組み込み、マスキングテープで固定&絶縁。元々あった熱収縮チューブやラベルも一緒に戻して組み立てた図がこちら。

(左は組み立て過程の途中です)

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かなり不安要素は有りますがそれっぽく直せました。このハンドメイドバッテリーで起動するかわからないので、とりあえずマザーボードに接続しただけの状態で、電源ボタンを押して起動させてみます。

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起動に成功しました。あとは前面パネルをつけてネジ止めしなおせば完了、なんですけどバッテリーの組み立てが雑だったのか、元のバッテリーより少し大きくなってしまい、少しパネルの裏面などプラスチックを削る必要がありました。もともと起動すらしない状態だったので躊躇なく削れます。削ったあとは何とか閉める事が出来ました。

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とりあえず問題なく使えそうです。
初代Raspberry pi1とほぼ同等の低スペックガジェットですが、文章打ちやらメール位なら使えるのでしょうか。
せっかく直したので昔を懐かしみつつ少し使い込んでみようと思います。

年会費を支払わずモバイルsuicaを任意のクレジットカードで使う方法

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ポイントサイトのクレジット案件や、クレジットカードのキャンペーンをクリアするために、条件で指定されたショッピング枠を無駄なく決済したいと考える事があると思います。

その場合、高額なSuicaチャージ料や定期券購入に充てられれば良いという人が多いと思うのですが、Androidスマホを持っている人は活用しているであろう「モバイルsuica」の場合、VIEWカード以外のカードで利用すると年会費が発生してしまうため、断念していた方が多いと思います。
今回はそういったAndroidモバイルsuicaユーザの場合でも、年会費発生を回避しつつ、任意のクレジットカードでチャージする小ネタを紹介したいと思います。

 

現状ではAndroidモバイルsuicaVIEWカード(VIEWロゴのついたクレジットカード)以外のクレジットカードで利用するには年会費1,030円が発生します。iPhoneモバイルsuicaの場合は全てのカードで年会費無料で使う事ができます。iPhone優遇施策という感じです。

どのタイミングで年会費が発生するかというと、クレジットカードを登録して、そのカードで初めて決済をしようとした瞬間に手数料が発生します。つまりカード利用のタイミングで年会費が免除される様な特例パターンに当てはまれば良いのです。

次章で①チャージする場合と、②定期券を購入する場合に分けて、年会費回避に対して考察してみようと思います。

チャージする場合

モバイルSuicaはGooglePayアプリを使ってモバイルSuicaにチャージする事もできます。その場合はVIEWカード以外のカードからチャージしても年会費がかからずチャージする事ができます。

つまり

 ・モバイルSuicaアプリからチャージ(VIEW以外)→年会費発生

 ・モバイルSuicaアプリからチャージ(VIEW)→無料

 ・GooglePayアプリからモバイルSuicaにチャージ(VIEW以外)→無料

 ・GooglePayアプリからモバイルSuicaにチャージ(VIEW)→無料

こういう事になります。定期券を使わずクレジットカードチャージだけ使えれば良い方はモバイルSuicaとGooglePayをインストールして、GooglePayだけでチャージするようにすれば解決です。 

 定期券を購入する場合

結論から言うと、モバイルSuicaを維持しつつ定期券購入を任意のクレジットカードで購入する事は不可能です。

定期券もGooglePayで支払えれば良いのですが、残念な事に定期券購入(継続)はモバイルSuicaアプリでしかできません。iPhoneモバイルSuicaならどんなクレジットカードでも年会費無料で使えるので①使ってないiPhoneに機種変更→②iPhoneで定期券購入→③機種変更でAndroidに戻す、と言う事ができるのでは?と考えていたいのですが、③のiPhoneからAndroidへの機種変更は不可能らしく、JR東日本のヘルプにもできないと書かれています自分の場合③ができない事を調べないで②までやってしまったので半年間のiPhone生活が確定してしまいました(T ^ T)

というわけで年会費を払わず任意のクレジットカードで定期券を買うことは出来ませんので覚えておきましょう。

2018/10/8追記

後から気付きましたが、定期期間の切れるタイミングで①モバイルSuicaを退会→②券売機でカード型Suica定期券購入→③モバイルSuica新規登録&カードから移行、の流れで購入可能っぽいです。

 

Suica定期券は買えないとはいえ、チャージだけでも最大2万円まで先払いする事ができるので、チャージ機能を活用してショッピング枠の条件クリアに有効活用する事ができます。また少しでも還元率の高いカードを登録すれば、効率的にポイントを獲得できますので、GooglePayからのチャージを有効活用する様にしましょう。