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出来るだけお得に暮らしたい30代の生活日記

かんたん月次家計簿のススメ

皆さんは家計簿ってつけてますか?私は4年くらい前からつけてます。私も「家計簿って本当に必要なの?何をつけるの?やって効果あるの?」とかネガティブな事ばかり思ってました。そんな風に思っていたのですが実際に家計簿をつける習慣を身につけてみると「お金が貯まるようになったし、絶対に必要な習慣だな」と思うようになりました。今回は①私が家計簿をつけるに至った理由、②家計簿をつけるメリット、③出来るだけ手間をかけずに家計簿をつけるには、の観点で紹介したいと思います。

 

・私が家計簿つけようと思った理由

私が家計簿をつけようと思った時期(4年前)は独身時代、好きなタイミングで好きなだけお金を使えていた状況がありました。2日に1度飲みに行ったり、パソコンやデジタルガジェットも好きなタイミングで買っていました。まさに独身貴族って感じです。
そんな中ふと「あれ?いまってかなり自由にお金を使っちゃってるけど、貯金とか減ってないよな?大丈夫かな?」と気になる様になりました。そう思ってからは後述で紹介するような手順で月次の家計簿をつけて貯金を溶かしていないか判断するようにしたのです。

 

・家計簿の重要性

ダイエットとか健康管理の話を引き合いに出しますが、太らないためには体重変化を日々見ている必要があります。そのためにはまず毎日体重計に乗ることが重要です。ダイエットしようと思ったら、毎週xxキロ減っているとか把握する必要があります。
家計についても同じことで、資金を減らさない為にはお金のインアウトを日々監視している必要があります。貯金を増やそうと思ったら毎月x万円入ってるなとか把握していないといけないのです。
これは他の色々な事でも言える事ですが、一定の周期で数値化して現在の状況を把握するという事は重要なことなのです。

とはいうものの、買い物で使ったお金とか飲み会に行って使ったお金とか、全ての入出力金を把握するのは大変です。
「家計簿って買ったものとか毎日帳簿につけないとダメなんでしょ?大変じゃん?」と思う人もいるかと思います。
ここで例に挙げる家計簿の付け方はそこまで大変なことはせず、できるだけ軽い作業で家計簿管理する為のポイントを抑えたいと思います。

 

・月次で総資金を計上

私が考える家計簿は月次くらいで判断すれば良いと思っています。なぜなら給与が入ったり、大きなお買い物をしたりすると日毎でも刻々と変化しますので、その度に計上しても変動が大きいし何より面倒です。私の場合ですと25日に給与収入があり、クレジットカードやローンの引き落としがひと段落するのが大体27日なので、毎月の28日くらいに計算する様にしています。

大抵の方は以下の様なポイントを抑えれば、その時点の流動性の高い資金を計算することが出来ると思います。

①銀行の貯金(複数)
②証券、金融の総資金(複数)
③クレジットカードの未決済利用額(複数)
④財布の中(私は計算していませんが、現金派で沢山もってる人は考えた方がいいです)
⑤その他(何かあれば)
またここでは住宅、保険、積立などの金融資産は除外しています。流動性が低く金額が固定なので把握する必要が(私は)あまりないと感じています。

どうやれば①〜③の金額を調べることが出来るのかですが
①銀行のインターネットバンキングサイトに行って残高を確認 or ATMに行って記帳して残高を確認
②証券会社のサイトに行って総資金を確認
③クレジットカードの利用状況ページを見て利用分(利用限度額から減ってる分)を確認
という事をやります、そこで調べた合計金額(①+②+③ー④)を今月の資金としてメモしておくのです。
これを毎月やって、変動額(プラスxx万円、マイナスxx万円とか)を把握します。

 

・マネーフォワードなど無料クラウドサービスを利用

とはいうものの①〜③の金額を調べる作業って結構面倒だと思いますよね。特に①の作業を昔ながらの記帳での確認にした場合は相当メンドくさいです。どうすれば調べる作業コストを減らせるかと調べたのですが、マネーフォワードなどクラウドサービスを使うことで作業を簡単にすることができます。ここでは私も使っているマネーフォワードを例に説明します。

マネーフォワード

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マネーフォワードとは複数の銀行口座やクレジットカードを1つのページで一括して取得して一覧表示してくれるサービスです。本来の機能だと日々使った金額まで管理してもらうことが出来るのですが、私としてはそこまで必要ないので、私は決算日(28日)にページを開いて各登録口座の残高だけ取得するようにしています。参考に私の登録ページを紹介します。

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マネーフォワードは無料で使えるサービスですが、無料版では登録できる金融機関(銀行、証券、クレジット)の数が10件までという制限があります。登録するクレジットカードや銀行口座の数が多い方は有料版(月次500円)を使わなければダメなように思えますが、使い方を工夫する事で無料版でも凌げるようになります。例えば流動性の低く固定としてみなして構わないような銀行口座はサイフ機能を利用すれば10個の枠を減らさずにすみますし、あまり使っていないクレジットカードは都度登録を解除するなど色々工夫できます。

 

・まとめ

という感じで数年前から継続している月次家計簿のつけ方を紹介しました。最初は面倒だと思いますが、上記で紹介した家計簿をとりあず半年〜1年くらい続けてみるといいと思います。続けてみればお金に対しての心理的意識が変わり、出来るだけ浪費をしないようにしようと思えるようになると思います。私も飲みに行く回数とかを考えるようになって貯金もたまりやすくなりました。

もし貯金をしたいけどなかなか貯金ができないという方は月次でのかんたん家計簿をつける習慣をつけてみてはいかがでしょうか。