高還元率クレジットカードを厳選した構成(2018年9月現在)
前回はポイント集めを開始した時点でのクレジットカード構成例をあげましたが、今回は色々なクレジットカードを発行してみて、色々考えた末にたどり着いたカード構成例を紹介させていただきます。コンセプトとしては年会費無料カードで誰でも簡単に作れるカード限定で構成させてみました。もちろんこれがベストでは無いと思いますので、一考として参考にしてください。
現在のクレジットカード構成
・三井住友VISAカードエブリプラス(還元率1.5%)
→メインカード(電気ガス電話などの固定費支払い)
・kyashカード(還元率メインカードからのチャージで3.5%)
→財布に常備している普段使いカード、カードが使えない時はモバイルsuicaでカバー
・BIGカメラVIEW suicaカード
→モバイルSuica用、定期券購入用
・ファミマTカード
→TSUTAYAカード用、ETCカード支払い用、支払いnanacoチャージ用
・イオンセレクトカード
→イオン銀行用、kyashが使えなかった時に使う用
前回の構成と比較して大きく変わった事は①メインカードを楽天カードから三井住友VISAエブリプラスにして1.0→1.5%にしたことと、②普段使いカードとしてkyashにしたことです。この構成の良いところはポイント還元率が1.0% → 1.5%〜3.5%に大幅アップした事も有りますが、固定費支払い専用のメインカードを普段使いカードと切り離したことで、メインカードを常に財布に入れなくなり、財布を紛失した場合のリスクを減らす事ができるということです。
みなさんは財布を無くした事があるでしょうか?私は数回ほど無くしたことがあるのですが、初めて財布を無くした前は、よもや自分が財布を無くす失態を犯すなど考えていませんでした。そのため財布の中に色々なカードを入れていて、当然固定費支払いに使っていたカードも入れていました。財布をなくしたことに気づいたらまずカード会社に連絡してクレジットカードを止めますよね?クレジットカードを止めると固定費の引き落としも止められてしまうんです。なのでカード会社から新しいカードが発行されたら、また引き落とし処理がされるよう手続きをする必要があります。ただでさえ財布をなくしてショックなのに、こんな面倒な手続きをしたくないですよね。
ここで学んだ教訓ですが、①財布に入れる物はできるだけ少なくして、もし無くしたとしてもダメージを少なくする様にする、②もしカードを入れる場合は引き落としのないものにする、という2点です。
構成の説明といいつつ、財布に携帯する心得の様な文章になってしまいましたが、次の章から現在のクレジットカード構成で主役になっている2カードについて説明します。どちらも高還元率を目指すうえで、2018年時点ではかなりオススメできるカードです。
三井住友VISAエブリプラス
このカードは三井住友VISAカードブランドのリボ払い専用カードです。リボ払い専用の代わりに年会費が永年無料で使えるカードになっています。リボ払い専用といっても前回説明した初回リボ支払いが無料になるタイプのカードなので、リボ手数料に対して余り神経質になる必要はありません。
このカードの最大の特徴ですが、本来の還元率は0.5%(1000円支払いで1ワールドワイドポイント、1ポイントは5円の価値なので0.5%)なのですが、リボ手数料を1円でも発生させると還元率が3倍になり、1.5%にアップさせることができます。
ポイントが高還元率になる事は素晴らしいのですが、リボ手数料が還元率を上回ってしまっては元も子もありませんね。なのでリボ手数料はできるだけ少なく抑えるように工夫する必要があります。その方法ですが月額支払いが確定してから引き落としまでの間に支払い額の調整をする事です。
具体的な支払い例を出しますと、51,200円利用した月は、翌月の引き落とし日のx営業日前までに(三井住友カードから金融機関に引き落とし依頼を出す迄)、50,000円まで支払う様に調整して、わざと1200円だけ残らせるようにします。そうすれば1200円に対して翌々月リボ手数料が数円〜10円程度発生し、ポイント3倍の恩恵を受けることが出来る様になります。
注意点としてあまりに少額しか残債を残さないとリボ手数料が発生せず、3倍にならない事があります。ではリボ手数料を発生させる最低の残債額は一体いくらか?ですが、ざっくり300円以上です(正確にリボ手数料を計算する事も出来るのですが、割愛します)。支払い額は1000円単位で設定しますので、300円からから1200円程度が目標値となります。
このような月一回の支払い額の調整作業を、毎月忘れずキッチリできる人ならば、高還元率を実現できるので凄くオススメだと思います。
このエブリプラスに興味を持って自分も作ってみたいという方がいれば、公式サイト経由で作るよりもポイントサイト経由で作る事をオススメします。ポイントサイトを経由する事で5000〜10000ポイントのリターンを受ける事ができるので大変お得です。ポイントサイトの登録がまだの方は、下記バナーからモッピー、ちょびリッチに登録してからポイントサイトのリンクからカードを作成すればOKです。
kyashカード
これはクレジットカードではなく、プリペイドカードの分類に入ります。プリペイドカードとはカードを使う前に予め残金をチャージしておけば提携加盟店(kyashの場合はVISA加盟店)で利用できるというものです。
kyashリアルカード(プリペイドカード)の使い勝手ですが、kyash残金のある状態であれば、一般のクレジットカードと同じような使い方ができます。またオートチャージ機能もあり、適切なクレジットカードを設定していれば自動的に残高チャージもしてくれるので、残高を意識する必要すらありません。
気になる還元率ですがクレジットカードからチャージする事で、クレジットカードの還元率にkyashの還元率を上乗せする形で恩恵を受ける事ができます。私の場合ですとエブリプラスの還元率が1.5%で、それにkyashの還元率2.0%が上乗せされるので、最終的に3.5%の還元率になります。
プリペイドカード界隈の事情について少しお話ししますと、以前はLINEが発行するLINE Pay リアルカードというカードが人気のプリペイドカードとして存在していました。このカードもリアルカードが提供されていて、一律2.0%の還元率がありました(クレジットカードからのチャージは不可でしたが)。しかし2018年5月末に改悪が行われ、還元率が0%〜2.0%の幅で変動するLINEカラー(ステージ制)が導入されてしまいました。その結果、多くのユーザが改悪に嫌気を感じ、LINE Payを見限ったという経緯があります。このkyashリアルカードはLINE Payの改悪とほぼ同時期に登場し、LINE Pay難民の移行先として一躍人気のプリペイドカードになったという経緯があります。
このkyashカード、クレジットカードからチャージでき、kyash単体の還元率も2.0%と良いことずくめの様に紹介しましたが、悪い事も少々あり、VISA加盟店でも支払いできない事が結構あるらしく、このカードしか持たない、ということは支払いできない状態に陥る可能性があり危険です。支払いできない店舗が多い理由ですが、おそらく
①プリペイドカードでありかつ名義人が"KYASH MEMBER"で本人の名前ではない
②ICチップが内蔵されていなく、暗証番号や3Dセキュアなどの認証機能が無い
ここら辺の事情が原因ではないかと思われます。
なので私の場合はこのカードで支払えない場合は、kyashからチャージしたモバイルsuicaで支払う用意もしてあります。kyashはGoogle payにも対応しているため、Google payからモバイルsuicaにチャージさせる事でも3.5%のポイントを得る事ができます。suicaチャージには1点注意があり、6000円以上suicaチャージさせないとポイントが付かないそうなので、一回のチャージ額は6000円以上にするようにしましょう。モバイルsuicaもkyashもダメな場合は全く別のカードで支払う事を考えています。
このカードはプリペイドカードのため作成リターンがクレジットカードほど付きませんが、下記の"すぐたま"からkyash作成する事で250円分のポイントを獲得できます。2018年9月時点でkyash案件があるのは何故か"すぐたま"だけです。ポイントサイトから作成したい方は以下のリンクをご利用ください。
ポイント還元率だけじゃない、クレジットカードのポイント付与の違い、リボ支払いの違い
陸マイラー活動を始めてはや半年になるのですが、マイル活動開始時に比べて所持しているクレジットカードの総枚数が一気に10枚以上増えてしましまいました。そりゃー1ヶ月に1枚ずつ増えていけばそのくらいの数になるのは当たり前なんですけどね。
元々5枚くらいは持っていて、それらのカードでも出来るだけお得に使い分けていたつもりだったのですが、色々なクレジットカードを作って、カードの仕組みや特徴を理解して、5枚所持の時よりもっとお得にな使い分けが出来るようになれた気がします。(まだヒヨッコですが)
ちなみに以下が5枚当時のクレジットカードの使い分け方です。
・楽天カード(メインカード)
→メインカード、各種月額支払い、ネットショッピング、普段支払い用
・BIGカメラVIEW suicaカード
→モバイルSuica用、定期券購入用
・YahooJapanカード
→ネットショッピング、支払いnanacoチャージ用
・ファミマTカード
・イオンセレクトカード
→イオン銀行用
この使い方だと最高でも楽天カードとYahooカードの1%ポイント還元率しかつかないので、そこまでお得な使い分け方ではないですね。これより更に昔はVIASOカードをメインにしていたので還元率0.5%でした、それに比べればはるかにマシなのですが、、
そのうち最終的にどうなったかの構成も紹介したいのですが、今回は各種クレジットカードのポイント還元率の裏に隠れた①ポイントのつき方、②リボ支払い方法の違い、③リボ専用カードについて触れたいと思います。
ポイントの付き方を考える
100円で1ポイント付くクレジットカードでも、月額の合算請求額に対してポイント計算する場合と、毎回の支払い毎に対してポイント計算する場合の2パターンがあります。
具体例をあげて説明しますと、極端な例になりますが、99円の買い物を100回買い物をして9900円使った場合、月額請求額に対して計算する場合は99ポイント付きますが、後者の支払い毎の場合は1ポイントも付きません。
これってなんか損している様に感じますよね。細かな会計が多い支払い方をするなら、月合算に対してポイントが入るカードを選択するようにしましょう。また支払都度の場合は、ある程度この仕組みを理解して、キリの良い額になるように買い物すると良いでしょう。
・月請求に対してポイントが付くカードの例
楽天カード、三井住友VISAカード、リクルートカード、VIEWカード、セディナカード、JCBカード、セゾンカード
・会計都度にポイントが付くカードの例
YahooJapanカード、ファミマTカード、ライフカード、Amazonカード、イオンカード、エポスカード
リボ手数料が初回無料かを考える
クレジットカードによっては、リボ払いをした場合に初回支払月の手数料が無料になるか、初月から手数料がかかるかの違いがあります。リボ払いをしたことが無かったり、リボ払いに疎い人は何を言ってるかわからないと思います。
ここでも具体例をあげてみます。1月10日に4000円のリボ払いの買い物をして1月のカード利用はこの1件のみで1月請求額が4000円で確定するとします。1月末締めの場合2月26日あたりに1月の請求が来るのですが、このときリボ支払枠の5000円未満だった場合、全額支払えますので1回で支払いきれます。
初月手数料が無料となる場合は2月はリボ払いの初月なので手数料がかからず4000円の支払いで済みます。ところが初回から手数料がかかる場合は、この4000円に対してもリボ手数料(大体1.2%位)がかかり、4050円くらいになってしまいます。
1%付近のポイント目当てでカードを使ってる場合、仮に知らず知らずのうちに1%強も手数料がかかってしまっては、元も子もありませんね。リボ払い手数料が初月から発生する場合は、間違っても全ての一括支払いをリボで登録してくれる自動リボなどに設定しないようにしましょう。
※キャンペーンで自動リボを促すパターンが多いですが、手数料のリスクを計算できるならやってもいいと思います。
リボ専用カードかを考える
また世の中には"リボ専用カード"と呼ばれるカードが存在します。リボ専用カードの定義ですがここではカード作成時に、初期状態で自動リボ設定(一括支払いを指定してもリボで登録されるもの)となっているカードとします。
※狭義には自動リボ設定を外せなく、自動リボONの状態にしかならないカードを指す場合もあります。
「最初から自動リボ設定になってるカードとか恐ろしい、自分はそんなカード作らない様にしないと」と思われる方も居ると思いますが、世の中には結構リボ専用カードが出回ってる状況で、知らず知らずの内に作成してしまう事もあります。
私の場合ファミマTカードがそれでして、発行した2ヶ月くらい後でこれがリボ専用カードだったことに気づきました。幸いなことに発行直後に支払額をMAXまで調整していた為、手数料は発生しなかったのですが、世の中にはこんなカードもあるんだなーと勉強させられました。
このカードの何が問題かというと初期の支払い額が5000円程度とかなり低めに設定されている事です。
幸いなことに、これらリボ専用カードは前述の初月リボ手数料が無料になる場合がほとんどなので、支払額が多く設定すれば問題ないのですが、初期状態の支払い額が低いままにしておくと、月の請求を払いきれず、残債分に手数料が発生してしまいます。
おそらくカード会社は支払いに無頓着な人を狙って手数料を発生させる目的なのでしょうけど。
支払額は殆どのカードで調整可能ですので、カード利用限度額付近まで上げておきましょう。そうする事で毎回初月で必ず支払い切れる状態になるので、リボ専用カードといえど実質一括で手数料が発生しないカードと同等に使うことができる様になります。
・リボ専用カードの例
ファミマTカード(クレジット)、セディナカードJiyu!da!、エブリプラス(三井住友VISAカード)
おわりに
今回はポイント還元率に隠れたクレジットカードの違いについて紹介しました。
「お、このクレジット、ポイント還元率が高くて魅力だな、使ってみるかな」と思って作る場合もあると思います。その際には上記の違いについても意識するようにして、トラブルなく使える様に意識するようにしましょう。
金利の高い銀行に預ける考察(2018年9月時点)
※この記事は2018年9月時点での銀行の普通/定期預金金利について考察になります。
銀行に眠っている余剰資金を有効に活用したい
みなさまは銀行に眠ってる預金を十分に活用されているでしょうか?もし何も考えず百万単位で都市銀行に預けているというならば、できるだけ金利の高い銀行(定期預金も含む)に預ける事を検討した方が良いかと思います。預金金利は銀行によって10倍から数百倍の金利差があり、ほとんどの人が利用している大手都市銀行は最低金利に設定されている事が多いです。そのような都市銀行に預けている方にはおすすめしたい記事です。
マイナス金利政策のこのご時世、銀行預金というとお金を預けてもほとんど利子がもらえず、旨みの無いものと思われる方もいると思いますが、サラリーマンのように頻繁に株式チャートを確認したり経済ニュースに目を光らせたりする事が難しい方にとって、いくら金利が低いとはいえ、口座に預金を預ければ期待通りの利子が貰える仕組みは、ありがたいものだと思います。
今回はとりあえず元本割れのリスクがない銀行預金に限定して考察したいと思います。
大手都市銀行の金利ってどのくらい?
どこも大体おなじ金利で、普通預金で0.001%、定期預金でも0.01%となっています。これは100万円を1年間預けておいても100円(税引前)しかつかない計算です。この金利で預けっぱなしにするのは勿体ないですね。
もっと良い金利の銀行はないのか?
ネット銀行系だと大手都市銀行に比べてかなり利率が良くなります。私も使ってるネット銀行の中で特にオススメの3つの銀行を以下に紹介します。
金利:0.05-0.12%(普通) / 0.05%(1年) / 0.05%(2年) / 0.1%(3年)
その他のメリット:イオン銀行ATMが24時間365日無料
イオン銀行の特徴は普通預金の金利が高い事にあります。0.05%-0.12%の変動幅の理由ですが、イオン銀行Myステージというステータス決めルールがあり、最低ステージのブロンズでは0.05%ですが、二番目のシルバーから0.1%になります。シルバーの条件ですが、①イオンセレクトカード(イオン銀行+クレジット機能)を保有、②ダイレクト(インターネットバンキング)の利用、③毎月のWAONポイントかクレジットショッピングの利用があればシルバーステータスになれるので、簡単になれます。
またイオン銀行にはイオン銀行ATMが24時間365日いつでも無料という非常に大きなメリットがあります。0.0数%の金利がよくても、ATM手数料で数百円引かれた場合、金利メリット以上に損失を出してしまうので、ATMが完全無料というポイントはとても大きなメリットです。
以上の理由からイオン銀行は特にオススメのネット銀行です。
金利:0.1%(普通) / 0.03%(1年) / 0.17%(2年) / 0.03%(3年)
その他のメリット:楽天証券と関連付け設定するだけで普通預金利率0.1%が確定、様々なキャンペーンにより楽天ポイントが貯まる
楽天銀行の通常金利は0.02%ですが楽天証券との関連付け(マネーブリッジ)設定をするだけで0.1%と高金利な普通預金利率に化けます。イオン銀行では月一回のショッピングをする必要がありましたが、こちらは一回設定するだけで0.1%が得られるので、更に簡単です。また楽天のサービスなので様々な手続きでポイントが貯まる仕組みがあり、楽天ポイントを貯めている人には嬉しいサービスが提供されています。
その他としては、イオン銀行に比べて顔の広い銀行?なので、他社のFX口座/証券口座との連携も良く、入出金しやすい事も使いやすさのポイントです。
金利:0.01%(普通) / 0.2%(1年) / 0.02%(2年) / 0.02%(3年)
その他のメリット:定期預金(1年)の金利の良さ、毎月の規定回数(最低2回)以内なら大抵のコンビニでATM手数料無料
住信SBIネット銀行のメリットはこれまで紹介したネット銀行の中で最大金利となる0.2%がつく点になります。預けっぱなしの人向けのネット銀行と思いきや、コンビニでのATM無料回数が最低でも2回付いてきて、前月30万以上の預金があった場合、5回まで無料となり、通常のネット銀行としても使い勝手の良いところもあります。前述で紹介したイオン銀行と楽天銀行の中間的な感じに思えます。
誰でも簡単に作れて万人にオススメなのはイオン銀行、高い普通預金でありつつ振込や投資の窓口としても使いやすい楽天銀行、一番金利を追求するとしたら住信SBIネット銀行、という感じになるかと思います。
どのネット銀行でも金利は普通預金で0.1%、最大で0.2%くらいを狙える金利になっています。大手都市銀行の定期預金金利と比較しても10倍以上の差があります。0.1%なら100万円を1年預ければ1000円(税引前)の利子が入る計算です。銀行で眠ってる余剰資金があるならば、これらのネット銀行に口座を作成して、預金を移し替えるだけでも、年間で結構差が出ます。
余談ですが、普通預金>定期預金となっている事に対して「なんで普通預金より定期預金の方が金利が悪いの?」「定期預金でも長期間預け続けた方が金利よくなるはずじゃない?」と気になった方はいると思います。考え方自体はその通りなのですが、預金金利を払うという行為も銀行からしてみたらリスクなので、長い期間高金利を確約する事は避けたい思惑があります。そのため短い期間の預金の方が金利が高くなっている場合もあるのです。
銀行は短期の定期預金を高金利に設定して、その数値を宣伝的に使う場合もあるので、どの時期にどの期間だけ定期を組んで満期後どんなアクションを起こすかも考えておく必要があります。
もっと高金利な外資系銀行の利用を考える
日本で利用できる銀行には、朝鮮系の外資系銀行もあり、それらを利用する事で日本資本の銀行に比べて数倍の利率を受けることができます(0.3%〜0.5%くらい)。朝鮮系と聞くと預けた預金に対して心配をされる方も居ると思いますが、これらの銀行も日本の預金保険制度に加入しているため、1000万円以下の預金であれば保証の対象となりリスクは変わりません。当然ですが円預金であるため、為替リスクもなく、元本割れの心配もありません。僭越ながら私も外資系銀行の利用までしたことはないのですが、気になっていた事もあり、参考までに代表的な銀行を紹介させていただきます。
※金利以外の特徴やメリットは省略させていただきます。
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香川銀行 セルフうどん支店
金利:0.001%(普通) / 0.24-0.25%(1年) / 0.24-0.25%(2年) / 0.25-0.26%(3年)
※香川銀行のインターネット専門の支店で日本の銀行なのですが、特に金利が高いため、高金利部門にリストしました。
金利:0.02%(普通) / 0.15-0.2%(1年) / 0.2%(2年) / 0.2%(3年)
金利:0.02%(普通) / 0.25-0.4%(1年) / 0.25%(2年) / 0.3-0.5%(3年)
※優遇キャンペーンなどで変動
金利:0.005%(普通) / 0.25-0.4%(1年) / 0.25%(2年) / 0.3-0.45%(3年)
※優遇キャンペーンなどで変動
どの銀行もすごく高金利ですが、流石に外資系銀行なので、気軽にATMで引き出せない等、使い勝手に難点が出る事があります。もしこのような銀行を使いたいと思った場合は、無駄なく資金を移動させるにはどうしたらいいか、FXや証券口座を介することで振込手数料を節約する裏技は使えるか、といった資金移動の方法も調査しておく必要があります。
まとめ
今回はできるだけ金利の良い銀行預金について考察してみました。「金利が良い銀行が有るのは分かったけど銀行口座作ったりするのはやっぱり面倒」と思われる方もいると思いますが、
- パソコンから目的の銀行のHPにアクセスして口座開設の手続きを進める
- 2週間から〜1ヶ月で銀行口座が作られる
- 眠っている預金を移管する
- 定期預金なら定期預金の手続きをとる(大抵の場合ネットから手続き可能)
これだけの作業で年間で数千円の差が生まれる可能性があります。電気会社を変えて年間数千円浮かせる類の節約術と似たようなものだと思います。
この記事でとりあげた銀行以外にも特徴的な銀行がありますので、それぞれ個人の生活環境に合ったベストな銀行を探してみるのも面白いと思います。
家の外に鍵付きキーボックスを置いて非常時に備える
経緯(お盆休みに)
今年の夏は暑いですよね。こんな暑いと子供も涼しみたいだろうし、たまには庭にビニールプールを出してあげようかなーと思い、さっそく家の駐車場にビニールプールを広げて空気入れ始めました。5分くらいかけてプールは膨らませられて、あとはホースで水を入れるだけだな、と水を入れ始めたその時、、
「カシャッ」
と玄関の方から音が。
「なんの音だ?!」と思い玄関を開けようとしたら開かない?
「まさか子供に中から鍵をかけられた?!」
ドアの内側にはこんな感じのサムターンが2箇所(ノブの上と下)付いていて、子供は下の方で鍵をかけちゃったみたいです
「おーい、開けてくれよ」「あはは」(ドアの向こうで笑ってる)
「おーい、、」「ははha」
。。
。。。
(家の外から5分くらい説得)
あーこれはダメそうだ。仕方ないから鍵を持ってる妻の職場に行って、鍵を貰いに行くしか無いな。
幸い妻の職場は自宅から徒歩15分くらいの位置にあったので、妻の職場まで鍵を貰いにダッシュで駆けつけ、鍵を貰い、なんとか家に入る事ができました。30分ほど1歳半の子供を家の中に放置する事態になってしましましたが、幸い部屋を散らかされた程度で済み、何事もありませんでした。もし鍵が全て家の中だったらどうしたんだろう、鍵を壊すしかなかったのかな?そうなってしまったら恐ろしいです。
その日の夜、妻との会話で
妻「また今日みたいな事が起きたら困るから、一個くらい鍵は外に置いておこうよ」
俺「うん、でもどうやって置こうか」
妻「ダイアルで開く郵便受けがあるじゃない?その中に貼り付けておくのはどう?」
俺「うーん、郵便受けは人目につくし、ちょっと心配かな、どうしたらいいか俺の方で考えて置くよ」
という事で有る程度セキュリティを担保しつつ、鍵を外に置く方法を考えてみる事にしました。
外に置く鍵の選定
我が家のセキュリティ事情ですが、玄関ドアに美和ロックのFelicaカードで開けられる電子鍵を使っていまして、普段はスマホのおサイフケータイ(Felica)を登録して鍵代わりにしています。この方法のメリットは鍵Felicaを無くした場合でも、そのFelicaの登録を解除すればセキュリティを維持する事ができます。従来のハードキーだとそんな事できないので便利ですね。なので今回も外に置く用の鍵として新たにFelicaカードを1枚用意して、外に設置したキーボックス内に入れる事を考えました。
Felicaカードは楽天Edyカードを用意する事にしました。使わないカードにお金をかけるのも嫌だなぁと思っていたのですが、幸いにも以下のキャンペーンを適用する事でタダでFelicaカードを入手する事ができました。
電子マネー「楽天Edy(エディ)」 | キャンペーン情報 | Edy-楽天ポイントカードプレゼント!
申し込みから1週間後くらいにEdyカードが到着しました。なぜかキャンペーンでEdyが200ポイント付いてたので、折角なのでキーボックスにお蔵入りする前にコンビニでお菓子を買っときました。少し得した気分です。
鍵用Felicaカードを入れるためのキーボックスの選定
暗証番号で開閉できるキーボックス自体は色々あるのですが、カードのサイズが入るキーボックスはなかなか無かったです。
D-1は、大きさが 85.60 × 53.98 mmであり、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどに採用されている。今日では多くの国で自動車運転免許証のサイズとしても使われている。また、会員証のプラスチックカードなどもこのサイズが多い。この形状は、縦横が黄金比になっている。
カードのサイズは86mm × 54mm。従ってこの内径サイズ以上のキーボックスでないとダメなんですね。色々キーボックスを検索しましたが、そこそこの値段のもので、丁度良さそうなものはサンワサプライのSL-75だけでした。
キーボックスの到着後にEdyカードを入れてみると、予想通りピッタリ入れる事ができました。あとはこれを外の目立たない場所に置けば完了です。
家の外に置く
いくらキーボックスで守られている状態とはいえ、鍵を外に置くわけなので、できるだけ目立たないところに置いた方が良さそうです。どこが良さそうかなーと探してみると、家の裏の目立たない所にガス管などが出ている場所があり、そこにキーボックスをつけると良さそうでした。
この様にキーボックスをつけて、あとは隠すのと雨から守る為に植木鉢を被せたりしました。
最終的にこんな感じになりました。現状だと少し怪しいけど、この場所は普段人も来ないし暫定では大丈夫そうかなと。あとは妻に設定した番号を共有して任務完了。
子供に鍵を締め出された一夏の思い出でした。
楽天カードの自動リボ登録で2000ポイント貰えるキャンペーンを利用する(2018/8/27~2018/9/9)
楽天カードの8000ポイント入会キャンペーンが終わったと思ったら、それとほぼ同時に自動リボに登録&10,000円以上利用で2000ポイント貰えるキャンペーンが始まりました。(キャンペーン期間2018/8/27~2018/9/9)
8000ポイントでカード会員を増やした後に、自動リボを勧めるキャンペーンを始めるとか、楽天さん貪欲ですね。
自動リボと聞くと勝手にリボ払いにされる恐ろしいシステムとイメージする人もいると思いますが、(その認識で合ってますが)返済イメージをちゃんと計画できればそこまでリスキーなものでもありません。もちろん手数料がかかるので常に有効化していたら大損してしまうのですが、キャンペーンポイントと手数料を計算して明らかに得な場合はチャレンジした方が得になります。
今回の場合ざっくり計算すると10,000円利用なので1月のリボ手数料は150円くらいかかります、それで2000ポイント返ってくるのでかなりお得な部類だと思います。
ただメインカードとして楽天カードを使っている人が自動リボに登録すると、必要以上の明細がリボ登録されてしまうので、サブカードとして殆ど使っていない人がチャレンジする方が旨味があります。楽天カードをあまり使ってない人の方が恩恵を受けやすいキャンペーンとか、おかしな感じですが実際そうなので仕方ないです。
楽天の提示条件
- キャンペーンにエントリー
- 期間中に「自動でリボ払い」にご登録
- 「自動でリボ払い」ご登録後に「翌月1回払い」を合計10,000円以上ご利用
- エントリー期間終了後から2018年12月1日(土)までに「自動でリボ払い」を一度も解除せず継続していただいた会員様
- 2018年10月29日(月)、11月27日(火)にショッピングリボ払いのご請求があり、お支払いの遅れがない会員様
- 2018年10月29日(月)、11月27日(火)のご請求において、ショッピングリボのお支払いコースが3万円以下の会員様
上の6つが必要な条件ですが、特に4,5,6は下の方に小さく書いてあるので注意です。
今回は上記6つの条件を達成するために出来るだけ簡単に最小の手順で実施出来る例を紹介します。
- 9/1にキャンペーンに登録する
- 毎月のリボ支払額を10,000円に設定する
- 9/1~9/25くらいに10,010~10,050円くらい利用する
- たんすの奥に楽天カードを眠らせておく
- 12/2に自動リボを解除する
この手順を踏むことで提示された条件を確実にクリアできます。注意点として⑤の解除は忘れずにやるようにしましょう。忘れっぽい人はカレンダーの12/2のメモにでも書いておけばよいと思います。
陸マイラー活動を始めよう(2018年 準備編)
※この記事は2018年8月時点でこれから陸マイラー活動をするにあたって、最低限覚えておいた方が良い基礎知識をまとめたものになります。
はじめに
皆さんは陸マイラーという言葉をご存知でしょうか?陸マイラーとは通常旅客機に乗ることで貯まる航空会社マイルを、とある入手手段を使って大量に獲得する活動の事を言います。
具体的にどのような手段を使うかというと、ポイントサイト呼ばれるサイトに登録し、サイト側が提示する条件をクリアする事でポイントを貯めていきます。そのポイントを複数社のポイント交換サービスを経由していき、最終的に目的の航空会社マイルに集約することで実現できます。
サイトが提示する条件ですが色々な種類があり、アプリをインストールしたり、楽天市場やYahooショッピングで買い物をしたり、クレジットカードを発行したり、割と簡単な条件がほとんどです。
ではポイントサイトを使うと一体どのくらいポイント(マイル)を貯める事が出来るかというと、比較的ポイントを貯めやすい1年目であれば年間20万マイルくらいは貯めることが出来ます。1年目に貯めやすい理由ですが、大量にポイントを貰える案件が初回のみが多い為、2年目以降では案件のタマ切れになる事が多い為です。2年目以降には若干効率が落ちてしまうものの、1年目に年間20万マイル獲得するという事は、継続してチャレンジしていけば誰でも達成できる出来るものなのです。
※これ以降ANAマイルへ集約する事に限定して話を進めます。JALなど他のポイントに変換する場合はポイ探などを使って、どのポイント交換を経由するのが良さそうか探してください。
マイルってどんな事に使えるの?
陸マイラー活動をして集めたANAマイルですが、大きく3パターンの利用方法があります。
- 特典航空券に交換して使う(1ポイント=2円以上の価値で利用)
- ANA SKYコインに交換して使う(1ポイント=1.5円の価値で利用)
- 楽天ポイント等提携ポイントにして使う(1ポイント=1円以下の価値で利用)
マイルの利用方法について詳しく書くと長くなってしまうのでこの記事では割愛しますが、①と②は格安で飛行機に乗れるようになるという事です。
①と②の比較ですが、①の利用方法の方が円換算の価値でお得そうだし、この方法で利用すればいいじゃん、と思われると思いますが、特典航空券は獲得座席数が固定で、さらに皆が特定航空券を利用しようとする為なかなか予約が取れないというデメリットがあります。それに対して②の場合SKYコインを通常の航空券やツアー旅行の代金支払い時などにポイント支払して使うという利用方法な為、予約が取れないという事が発生しません。①よりもマイルの価値が下がってしまいますが、②はANAのツアー旅行などにも利用できるので非常に使いやすい利用方法となっています。
③についてはマイルの価値が激減しますし、どうしても使い切れない場合の利用パターンになるでしょう。そもそもマイルから別のポイントに変換する想定なら最初からそのポイントで集めた方がいいです。
陸マイラーは誰でも出来るの?
自分が陸マイラー活動を始めたのは2018年3月末くらいからですが、その時点からのポイント獲得履歴の概要をお見せします。
5か月弱経過した時点(8/23)で150,000ポイント弱貯まっています。集計したサイトが多くて全ての集計結果をグラフ化できなかったのですが、実際にはもうちょっと貯まっていて、目標としている年間取得ポイント267,000ポイントに対して進捗率75%程度くらいまで来ています。
※なぜ267,000ポイントを目標としているかというと267,000ポイント(LINEポイント)をソラチカルートに乗せる事で年間最大216,000ANAマイルが貯まるからです、ソラチカルートって何?という話は後述で説明します。
こんな感じでマイル初心者の私でも貯められてますので、やる気さえあれば誰でもポイント貯める事ができます。
陸マイル活動をする上での注意点とポイント
こんな感じで誰にでも出来る陸マイル活動ですが、効率よくポイント集めする為には何点か注意点があります。以下に陸マイラーを始めたばっかりの人が特に気にしておく注意事項を紹介します。
ポイント獲得に利用するサイトは優良なところに限定して、初めは登録しすぎない
理由は何点かありますが、まずひとつにポイント交換の際に省かれてしまった"端数ポイント"の発生を出来るだけ防ぐためです。たとえば1000ポイントから交換可となっているにも関わらず手持ちに500ポイントしか残っていない場合、この端数500ポイントは変換する事が出来きません。こういう端数ポイントが発生すると勿体ないので、必要以上にポイントサイトに登録して端数ポイントが出る機会を増やさない方が懸命です。それでも登録した方が明らかに得だと判断した場合に登録して、出来るだけ端数ポイントは発生させないように意識しましょう。
また目的のANAマイルにする為のポイント交換ルートが無いポイントサイトもあるため、多めのポイントがもらえるというだけで選択するのも危険です。
優良なところだけにするというのは基本です。世の中にはあやしいポイントサイトもあり、案件をクリアしたのに無効にされてまともにサポートしてくれないところもあります。
以下に私が使っているポイントサイトのうち、特にオススメできる4つを紹介します。
まだ登録していない方は下記のバナーから登録することで、紹介された方向けの特典ポイントなどが入りますので、ご検討いただければ幸いです。
ハピタス
パピタスポイント1=1円の価値
ハピタスは他の陸マイラーさんからも支持が厚く、陸マイラー活動をする上での登竜門的なポイントサイトになっています。特徴(メリット)としては、老舗の信頼感からかハピタスにしか登場しないような案件もあったり、ポイントが無効になったりしてサポートが必要になった場合でも丁寧で素早いサポートを受けられる点などがあります。最近は同一案件でのポイント獲得数が並に落ち着いてきた印象ですが、やはり安定感もあるので、最初の案件に挑戦する場合はハピタスにしておいた方が無難だと思います。私も陸マイラー活動をするにあたって初めて登録したのがハピタスでした。
※参考ルート(LINEポイントまでのルート)
モッピー
モッピーポイント1=1円の価値
モッピーはハピタスに比べて新しいポイントサイトになります。 特徴(メリット)ですがポイント提携先が多く、モッピーポイントを他のポイントにしやすい事が挙げられます。特にJALポイントに変換する場合はモッピーの利用が必須と言われています。またミニゲームやキャンペーンのコンテンツも充実していて、案件がない場合でもログインして楽しくポイントを稼いだりする事ができます。他サイトと比較した同一案件の獲得ポイント数もハピタスと同等かそれ以上であることが多く効率も悪くないです。私の総獲得ポイントもモッピーから獲得したポイントが一番多いです。ここも必ず登録しておいた方が良いです。
※参考ルート(LINEポイントまでのルート)
ちょびリッチ
ちょびリッチポイント2=1円の価値
ちょびリッチのおすすめポイントですが、他サイトと比較した同一案件の獲得ポイント数が上記2サイトと比較して一番大きいという事があります。またリアルモニター案件という案件があり、飲食店(居酒屋)を利用した時に接客状態がどうだったかとか料理の出来はどうだったとか調査した内容を伝える事で飲食代金にかかった金額から20%〜50%分をポイントとしてキャッシュバックしてくれるような制度もあり、頻繁に飲み会の幹事をやったりする人には嬉しいポイントサイトとなってます。ちょびリッチは2ポイントで1円の価値なので、そのぶん同一案件でも2倍以上のポイント数を提示しているのですが、他サイトと同一案件を比較する場合は注意が必要です。
※参考ルート(LINEポイントまでのルート)
Gポイント
Gポイント1=1円の価値
最後にGポイントですが、ここはANAマイルの中継地点としてハブ的なポイントサイトとなっているため、否応無しに登録しなければいけないサイトになっています。なので必ず登録しておきましょう。ポイントサイトとしての魅力ですが、BIGLOBEと提携しているため格安SIM契約から獲得できるような案件も多いです。同一案件の獲得ポイント効率も悪くないので、検索した結果Gポイントでもポイント数が同一だった場合は、最終までの経由するポイント交換の回数を減らす意味でも、Gポイント直で獲得しても良いと思います。 繰り返しになりますがGポイントはポイント交換の際のハブ的なところなので必ず登録しましょう。
ポイント交換の経路上で必要なアカウントやカードになるべく早く用意する
ANAマイルに変換する場合、現時点(2018年8月時点)ではソラチカルートを使う事がもっとも効率の良い変換方法と言われています。ソラチカルートとは「ANA To Me CARD PASMO JCB」通称ソラチカカードというクレジットカードを持つ方のみが利用できるルートです。
ソラチカカードはPASMO機能、AMC機能(ANAマイレージクラブ)の機能のもっているのでPASMOポイントとANAマイレージを効率よく交換できる事ができます。
このカードは陸マイラー(ANA)をする上で必ず必須になりますので、持ってない方は最優先で取得する必要があります。もちろんポイントサイトで獲得案件となっている事もあるので、できればポイントサイトを経由して取得しましょう。
1点注意する点としてはこのカードは2年目以降、2,000円の年会費が発生してしまいます。しかし年間費を払って契約継続する事で1000ANAマイル獲得する事ができるので、実質負担で考えると十分ペイできるような内容になってます。
ソラチカルートを利用すると仮定して、大まかな変換経路は以下の図のようになります。最もよくなる交換レートで考えているため、最低交換ポイントによる端数ポイントの発生はとりあえず無視します。
この経路を見てもらうとわかると思いますが、LINEポイントまでは100%の交換率で交換でき、LINE→メトロポイントの交換、メトロポイント→ANAマイルの交換、それぞれ90%の交換率となり、最終的に81%の交換率でANAポイントに変換する事ができます。
え?81%って損してるんじゃない?って思う方も居ると思いますが、一般的にANAマイルは1ポイント1.5円〜2円くらいの価値があると言われていますので、10,000ポイントを使って得た8,100マイルは1.5円レート換算で考えた時に12,150円の価値になっていると考えられます。以前は90%で交換できたソラチカルートなのですが、交換率が81%に下がった今状況でもソラチカルート使ってANAマイルにする手順はもっとも重要な交換ルートと考えられています。
ソラチカルートの注意点としてメトロポイント→ANAマイルの交換は毎月20,000メトロポイント(交換後は18,000マイル)までと交換量の制限があります。そのためソラチカルートを使って年間で獲得できる最大マイルは216,000マイル(18,000 x 12)となります。
またこのソラチカカードですが、入会時に大量にマイルを取得できるキャンペーンが実施されています。その条件は数か月でクレジットカードを30万〜60万円利用するというもので、かなり厳しいのですが、キャンペーンとしての還元率もよく、大量にマイルを貯める事ができるので、可能ならチャレンジする様にしてください。
案件にチャレンジする場合、効率の良いポイントサイトはどこか検索するようにする。また案件の相場ポイントを確認する
これはどこ得というサイトを利用することで簡単に調べられます。
dokotoku.jp例えばこの検索に「楽天カード」と入力して検索してみましょう。その時点で各ポイントサイトで「楽天カード発行」の案件がどの程度のポイント数で案件化されているかリストで見ることが出来ます。
当たり前ですが同じ案件なら高いポイント条件でチャレンジした方が良いので、案件にチャレンジする際にはどこ得を利用してお得なポイントサイトを確認する癖をつけましょう。
ちなみに例で挙げた楽天カードの相場ですが、多い時で10000ポイント以上になることがある為、6000ポイントなどポイントが低い時にやるのではなく、ポイントが急騰したときに着手するようにしましょう。次で説明しますがクレジットカード案件とFX案件は高額ポイントであり、最大の要案件なので着手するタイミングは慎重に見極めてください。
クレジットカード発行案件とFX案件がポイント稼ぎの要案件、獲得条件を落とさないように
ポイントサイトに挙がっているアンケート案件に答えたり、無料登録の案件に応募したり、小型の案件ばかりやっていては中々マイルは貯まらず、効率的に貯める事はできません。年間20万マイル級の利益を上げるには ①クレジットカード発行案件と ②FX取引案件をクリアしていく必要があります。どちらも1案件あたり軽く5000ポイント以上は見込める案件です。上の方でも説明しましたが、同一案件は1回しかチャレンジできない為、これら案件は出来るだけ大きなポイントの時に挑戦するようにしましょう。
これらの案件に着手する場合、何点か注意するポイントがあるので概要だけ軽く説明します。これも詳しく説明すると長くなってしまいますので詳細は別の記事にて紹介しようと思います。
- クレジットカード発行案件での注意
- クレジットカード審査で落ちないように月1枚程度の発行ペースを守る(一度落ちてしまうと半年ほど期間を開けないと審査が通りづらくなるため、半年間はクレジット案件にチャレンジできなくなる)
- 利用金額が指定されていることもあるので注意(発行後5,000円以上の買い物など)
- FX案件
- 初回入金額が指定されている場合もあるので、入金額に注意(初回入金が50,000円以上など)
- 取引ロット数に注意(新規取引で10lot以上など)
- 取引クライアントが指定されている場合もある(アプリからやる必要がある、ブラウザからはダメなど)
- 承認されるまで全額出金するのは待っておく(ポイント付与後は出してもOK)
FX取引案件は失敗すると入金したお金が大きく減る可能性もあるので、リスクが高く初心者にはとっつきにくい案件ですが、取引方法によってはリスクを少なくすることも出来ますし、そもそもマイナス分のリスク値以上にポイント獲得の期待値が高いので、ポイント獲得に慣れてきたら、FX取引のコツを覚えてチャレンジするようにしてみましょう。
最後に
以上がこれから陸マイラー活動をするにあたって、最低限覚えておくべき準備と基礎知識になります。記事に書いたことは基本的なことなのですが、これだけ覚えておけば大きな失敗も起きないと思います。
実際にマイル集めを始めた場合、最初のANAマイルに変わるまでには2ヶ月くらいのタイムラグがあるので、なかなか貯まってると実感できないと思いますが、最初のANAマイル獲得の時は結構感動しますし、順調にいけばその月からは18,000マイルずつ貯まるので面白いように貯まっていきますよ。
かんたん月次家計簿のススメ
皆さんは家計簿ってつけてますか?私は4年くらい前からつけてます。私も「家計簿って本当に必要なの?何をつけるの?やって効果あるの?」とかネガティブな事ばかり思ってました。そんな風に思っていたのですが実際に家計簿をつける習慣を身につけてみると「お金が貯まるようになったし、絶対に必要な習慣だな」と思うようになりました。今回は①私が家計簿をつけるに至った理由、②家計簿をつけるメリット、③出来るだけ手間をかけずに家計簿をつけるには、の観点で紹介したいと思います。
・私が家計簿つけようと思った理由
私が家計簿をつけようと思った時期(4年前)は独身時代、好きなタイミングで好きなだけお金を使えていた状況がありました。2日に1度飲みに行ったり、パソコンやデジタルガジェットも好きなタイミングで買っていました。まさに独身貴族って感じです。
そんな中ふと「あれ?いまってかなり自由にお金を使っちゃってるけど、貯金とか減ってないよな?大丈夫かな?」と気になる様になりました。そう思ってからは後述で紹介するような手順で月次の家計簿をつけて貯金を溶かしていないか判断するようにしたのです。
・家計簿の重要性
ダイエットとか健康管理の話を引き合いに出しますが、太らないためには体重変化を日々見ている必要があります。そのためにはまず毎日体重計に乗ることが重要です。ダイエットしようと思ったら、毎週xxキロ減っているとか把握する必要があります。
家計についても同じことで、資金を減らさない為にはお金のインアウトを日々監視している必要があります。貯金を増やそうと思ったら毎月x万円入ってるなとか把握していないといけないのです。
これは他の色々な事でも言える事ですが、一定の周期で数値化して現在の状況を把握するという事は重要なことなのです。
とはいうものの、買い物で使ったお金とか飲み会に行って使ったお金とか、全ての入出力金を把握するのは大変です。
「家計簿って買ったものとか毎日帳簿につけないとダメなんでしょ?大変じゃん?」と思う人もいるかと思います。
ここで例に挙げる家計簿の付け方はそこまで大変なことはせず、できるだけ軽い作業で家計簿管理する為のポイントを抑えたいと思います。
・月次で総資金を計上
私が考える家計簿は月次くらいで判断すれば良いと思っています。なぜなら給与が入ったり、大きなお買い物をしたりすると日毎でも刻々と変化しますので、その度に計上しても変動が大きいし何より面倒です。私の場合ですと25日に給与収入があり、クレジットカードやローンの引き落としがひと段落するのが大体27日なので、毎月の28日くらいに計算する様にしています。
大抵の方は以下の様なポイントを抑えれば、その時点の流動性の高い資金を計算することが出来ると思います。
①銀行の貯金(複数)
②証券、金融の総資金(複数)
③クレジットカードの未決済利用額(複数)
④財布の中(私は計算していませんが、現金派で沢山もってる人は考えた方がいいです)
⑤その他(何かあれば)
またここでは住宅、保険、積立などの金融資産は除外しています。流動性が低く金額が固定なので把握する必要が(私は)あまりないと感じています。
どうやれば①〜③の金額を調べることが出来るのかですが
①銀行のインターネットバンキングサイトに行って残高を確認 or ATMに行って記帳して残高を確認
②証券会社のサイトに行って総資金を確認
③クレジットカードの利用状況ページを見て利用分(利用限度額から減ってる分)を確認
という事をやります、そこで調べた合計金額(①+②+③ー④)を今月の資金としてメモしておくのです。
これを毎月やって、変動額(プラスxx万円、マイナスxx万円とか)を把握します。
とはいうものの①〜③の金額を調べる作業って結構面倒だと思いますよね。特に①の作業を昔ながらの記帳での確認にした場合は相当メンドくさいです。どうすれば調べる作業コストを減らせるかと調べたのですが、マネーフォワードなどクラウドサービスを使うことで作業を簡単にすることができます。ここでは私も使っているマネーフォワードを例に説明します。
マネーフォワードとは複数の銀行口座やクレジットカードを1つのページで一括して取得して一覧表示してくれるサービスです。本来の機能だと日々使った金額まで管理してもらうことが出来るのですが、私としてはそこまで必要ないので、私は決算日(28日)にページを開いて各登録口座の残高だけ取得するようにしています。参考に私の登録ページを紹介します。
マネーフォワードは無料で使えるサービスですが、無料版では登録できる金融機関(銀行、証券、クレジット)の数が10件までという制限があります。登録するクレジットカードや銀行口座の数が多い方は有料版(月次500円)を使わなければダメなように思えますが、使い方を工夫する事で無料版でも凌げるようになります。例えば流動性の低く固定としてみなして構わないような銀行口座はサイフ機能を利用すれば10個の枠を減らさずにすみますし、あまり使っていないクレジットカードは都度登録を解除するなど色々工夫できます。
・まとめ
という感じで数年前から継続している月次家計簿のつけ方を紹介しました。最初は面倒だと思いますが、上記で紹介した家計簿をとりあず半年〜1年くらい続けてみるといいと思います。続けてみればお金に対しての心理的意識が変わり、出来るだけ浪費をしないようにしようと思えるようになると思います。私も飲みに行く回数とかを考えるようになって貯金もたまりやすくなりました。
もし貯金をしたいけどなかなか貯金ができないという方は月次でのかんたん家計簿をつける習慣をつけてみてはいかがでしょうか。