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金利の高い銀行に預ける考察(2018年9月時点)

※この記事は2018年9月時点での銀行の普通/定期預金金利について考察になります。

銀行に眠っている余剰資金を有効に活用したい

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みなさまは銀行に眠ってる預金を十分に活用されているでしょうか?もし何も考えず百万単位で都市銀行に預けているというならば、できるだけ金利の高い銀行(定期預金も含む)に預ける事を検討した方が良いかと思います。預金金利は銀行によって10倍から数百倍の金利差があり、ほとんどの人が利用している大手都市銀行は最低金利に設定されている事が多いです。そのような都市銀行に預けている方にはおすすめしたい記事です。

マイナス金利政策のこのご時世、銀行預金というとお金を預けてもほとんど利子がもらえず、旨みの無いものと思われる方もいると思いますが、サラリーマンのように頻繁に株式チャートを確認したり経済ニュースに目を光らせたりする事が難しい方にとって、いくら金利が低いとはいえ、口座に預金を預ければ期待通りの利子が貰える仕組みは、ありがたいものだと思います。

今回はとりあえず元本割れのリスクがない銀行預金に限定して考察したいと思います。

大手都市銀行金利ってどのくらい?

www.bk.mufg.jp

www.mizuhobank.co.jp

www.smbc.co.jp

円預金金利│口座を開きたい│りそな銀行

どこも大体おなじ金利で、普通預金で0.001%、定期預金でも0.01%となっています。これは100万円を1年間預けておいても100円(税引前)しかつかない計算です。この金利で預けっぱなしにするのは勿体ないですね。

もっと良い金利の銀行はないのか?

ネット銀行系だと大手都市銀行に比べてかなり利率が良くなります。私も使ってるネット銀行の中で特にオススメの3つの銀行を以下に紹介します。

www.aeonbank.co.jp

金利:0.05-0.12%(普通) / 0.05%(1年) / 0.05%(2年) / 0.1%(3年)

その他のメリット:イオン銀行ATMが24時間365日無料

イオン銀行の特徴は普通預金金利が高い事にあります。0.05%-0.12%の変動幅の理由ですが、イオン銀行Myステージというステータス決めルールがあり、最低ステージのブロンズでは0.05%ですが、二番目のシルバーから0.1%になります。シルバーの条件ですが、①イオンセレクトカード(イオン銀行+クレジット機能)を保有、②ダイレクト(インターネットバンキング)の利用、③毎月のWAONポイントかクレジットショッピングの利用があればシルバーステータスになれるので、簡単になれます。

またイオン銀行にはイオン銀行ATMが24時間365日いつでも無料という非常に大きなメリットがあります。0.0数%の金利がよくても、ATM手数料で数百円引かれた場合、金利メリット以上に損失を出してしまうので、ATMが完全無料というポイントはとても大きなメリットです。

以上の理由からイオン銀行は特にオススメのネット銀行です。

www.rakuten-bank.co.jp

金利0.1%(普通) / 0.03%(1年) / 0.17%(2年) / 0.03%(3年)

その他のメリット:楽天証券と関連付け設定するだけで普通預金利率0.1%が確定、様々なキャンペーンにより楽天ポイントが貯まる

楽天銀行の通常金利は0.02%ですが楽天証券との関連付け(マネーブリッジ)設定をするだけで0.1%と高金利普通預金利率に化けます。イオン銀行では月一回のショッピングをする必要がありましたが、こちらは一回設定するだけで0.1%が得られるので、更に簡単です。また楽天のサービスなので様々な手続きでポイントが貯まる仕組みがあり、楽天ポイントを貯めている人には嬉しいサービスが提供されています。

その他としては、イオン銀行に比べて顔の広い銀行?なので、他社のFX口座/証券口座との連携も良く、入出金しやすい事も使いやすさのポイントです。

www.netbk.co.jp

金利:0.01%(普通) / 0.2%(1年) / 0.02%(2年) / 0.02%(3年)

その他のメリット:定期預金(1年)の金利の良さ、毎月の規定回数(最低2回)以内なら大抵のコンビニでATM手数料無料

住信SBIネット銀行のメリットはこれまで紹介したネット銀行の中で最大金利となる0.2%がつく点になります。預けっぱなしの人向けのネット銀行と思いきや、コンビニでのATM無料回数が最低でも2回付いてきて、前月30万以上の預金があった場合、5回まで無料となり、通常のネット銀行としても使い勝手の良いところもあります。前述で紹介したイオン銀行楽天銀行の中間的な感じに思えます。

 

誰でも簡単に作れて万人にオススメなのはイオン銀行、高い普通預金でありつつ振込や投資の窓口としても使いやすい楽天銀行、一番金利を追求するとしたら住信SBIネット銀行、という感じになるかと思います。

どのネット銀行でも金利普通預金で0.1%、最大で0.2%くらいを狙える金利になっています。大手都市銀行の定期預金金利と比較しても10倍以上の差があります。0.1%なら100万円を1年預ければ1000円(税引前)の利子が入る計算です。銀行で眠ってる余剰資金があるならば、これらのネット銀行に口座を作成して、預金を移し替えるだけでも、年間で結構差が出ます。

余談ですが、普通預金>定期預金となっている事に対して「なんで普通預金より定期預金の方が金利が悪いの?」「定期預金でも長期間預け続けた方が金利よくなるはずじゃない?」と気になった方はいると思います。考え方自体はその通りなのですが、預金金利を払うという行為も銀行からしてみたらリスクなので、長い期間高金利を確約する事は避けたい思惑があります。そのため短い期間の預金の方が金利が高くなっている場合もあるのです。

銀行は短期の定期預金を高金利に設定して、その数値を宣伝的に使う場合もあるので、どの時期にどの期間だけ定期を組んで満期後どんなアクションを起こすかも考えておく必要があります。

もっと高金利外資系銀行の利用を考える

日本で利用できる銀行には、朝鮮系の外資系銀行もあり、それらを利用する事で日本資本の銀行に比べて数倍の利率を受けることができます(0.3%〜0.5%くらい)。朝鮮系と聞くと預けた預金に対して心配をされる方も居ると思いますが、これらの銀行も日本の預金保険制度に加入しているため、1000万円以下の預金であれば保証の対象となりリスクは変わりません。当然ですが円預金であるため、為替リスクもなく、元本割れの心配もありません。僭越ながら私も外資系銀行の利用までしたことはないのですが、気になっていた事もあり、参考までに代表的な銀行を紹介させていただきます。

金利以外の特徴やメリットは省略させていただきます。

セルフうどん支店 l 香川銀行

金利:0.001%(普通) / 0.24-0.25%(1年) / 0.24-0.25%(2年) / 0.25-0.26%(3年)

香川銀行のインターネット専門の支店で日本の銀行なのですが、特に金利が高いため、高金利部門にリストしました。

www.sbjbank.co.jp

金利:0.02%(普通) / 0.15-0.2%(1年) / 0.2%(2年) / 0.2%(3年)

www.urishinkumi.com

金利:0.02%(普通) / 0.25-0.4%(1年) / 0.25%(2年) / 0.3-0.5%(3年)

※優遇キャンペーンなどで変動

ミレ信用組合

金利:0.005%(普通) / 0.25-0.4%(1年) / 0.25%(2年) / 0.3-0.45%(3年)

※優遇キャンペーンなどで変動

 

どの銀行もすごく高金利ですが、流石に外資系銀行なので、気軽にATMで引き出せない等、使い勝手に難点が出る事があります。もしこのような銀行を使いたいと思った場合は、無駄なく資金を移動させるにはどうしたらいいか、FXや証券口座を介することで振込手数料を節約する裏技は使えるか、といった資金移動の方法も調査しておく必要があります。

まとめ

今回はできるだけ金利の良い銀行預金について考察してみました。「金利が良い銀行が有るのは分かったけど銀行口座作ったりするのはやっぱり面倒」と思われる方もいると思いますが、

  1. パソコンから目的の銀行のHPにアクセスして口座開設の手続きを進める
  2. 2週間から〜1ヶ月で銀行口座が作られる
  3. 眠っている預金を移管する
  4. 定期預金なら定期預金の手続きをとる(大抵の場合ネットから手続き可能)

これだけの作業で年間で数千円の差が生まれる可能性があります。電気会社を変えて年間数千円浮かせる類の節約術と似たようなものだと思います。

この記事でとりあげた銀行以外にも特徴的な銀行がありますので、それぞれ個人の生活環境に合ったベストな銀行を探してみるのも面白いと思います。